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リビエール道後 オーナー様

カテゴリー:賃貸 2024年3月29日

入居者さんに喜んでもらえることが何よりのやりがいだったという気がします


■賃貸経営を始めたきっかけ


戦後、私の母の家が大街道で商売を始めましたが、後継ぎがいなかったこともあり、安定した収入を得る手段として賃貸経営を決めました。
店をたたんで現在物件が建っている場所に自宅と賃貸物件を建てて賃貸経営を始めたのが昭和44年頃です。


今でこそ道後は住宅街ですが、当時は田んぼだらけでした。物件は3階建ての2LDK。
下水道が通っていなかったため、浴室がありませんでしたが、近くの銭湯に皆さん通われていました。


当時から入居の斡旋は不動産会社にお願いしていましたが、物件の管理は基本的には自分たちでしていました。

■物件の建て替えと愛媛建物との縁


物件が老朽化したことと、時代の流れもあり、やはり浴室が必要だろうということで平成9年に建て替えることにしました。
私が決めていたのはファミリータイプの間取りであることだけ。あとは設計と施工は遠縁の土木業者さんにお願いしました。


最初の図面ができた時、たまたま知人から愛媛建物さんの評判を聞き、図面を持って相談に行かせていただきました。
その時、対応してくださった梶原さんからいくつかアドバイスをいただいたことで、愛媛建物さんとご縁ができました。

■物件管理について


基本的に物件の管理は自分たちでやっているので、24時間物件のことは気になります。
毎日夕方になると共有スペースの電灯がちゃんと点いているかとか。
だから長期に夫婦揃って家を空けたことはありません。
遠方に行っても、私が先に帰ったり。人には「そこまでしなくても」と言われますが、性格でしょうね(笑)。


大工さん、水道屋さん、清掃屋さん…業者さんは、ほとんど建築当初に携わってもらった業者さんばかりです。
物件のことを熟知してくれているので、こちらも安心してお願いできます。
もう20年以上の付き合いになるので皆さんそれなりに高齢化していますが(笑)。
今も現役で自主管理を続けられているのは、そういういい人たちに恵まれたというのが大きいと思います。

■入居者さんとの交流


長く入居されている方とは家族ぐるみの付き合いです。
小学校のお子さんが帰宅したけど鍵を家に忘れたから空けてほしいと頼まれたり、体調を崩された方がいれば料理を作って持っていったり。
自宅から離れていればそこまでしないと思いますが、隣に住んでいるので、どうしても気になって(笑)。


また4年前まで、砥部にある畑で米や野菜を作るのが唯一の趣味と呼べるものでした。
年間200日くらい通っていました。
米をはじめ、玉ネギやジャガイモ、スイカなど、シーズンには共用スペースに置いて入居者さんにお裾分けしたりしていました。
家業ということで、サラリーマンをしながら始めた賃貸経営も50年になります。
今思えばしんどいことのほうが多かったですが、入居者さんに喜んでもらえることが何よりのやりがいだった気がします。


これからも、できる範囲で満足していただけるような管理を続けていきたいと思います。

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