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今すぐできる!自然災害への備え

カテゴリー:賃貸 2024年9月26日

地震や津波などの自然災害は、時として、想像を超える力で襲ってきます。
しかし、日頃から防災対策をしておくことで被害を少なくすることはできます。
自分の身の安全を守るために知っておきたい情報をいくつかご紹介します。


「水」の恐怖
7月から10月にかけては日本に接近・上陸する台風が多くなり、大雨、洪水、暴風、高波、高潮などをもたらします。
最近では短時間に狭い範囲で非常に激しく降る雨が頻発し、特に宅地等の開発が進んだ都市部では、川の急激な増水が生じたり、道路や住宅の浸水、道路のアンダーパス等の地下空間の水没といった被害も発生しています。
また、雨で増水した川や田んぼを見に行って流されてしまったり、浸水した道路で側溝の境界が見えにくいために転落したりする事故も発生しています。

 

気象庁のシステム活用する
被害を防ぐためには、国や都道府県が行う治水工事などの対策だけでなく、一人一人の自主的な行動が重要です。
そのために役立つのが、気象庁が発表している「防災気象情報」。気象庁では一般的な警報や注意報に先立ち、「大雨に関する気象情報」や「台風に関する気象情報」を発表しています。
さらに、警報の発表基準をはるかに超える大雨等が予想され、重⼤な災害が起こるおそれが著しく⼤きい場合には、「特別警報」を発表して最大級の警戒を呼びかけます。

私たちの身近にある災害対策ツール


マルチモニター
あなたの住んでいる地域の「気象」「水害・土砂災害」情報がマルチモニターで一目瞭然。
リアルタイムの雨量、水位、河川のライブ画像、気象警報、洪水予報の状況が簡単に確認できます。

 

キキクル
「キキクル(⼤⾬警報・洪⽔警報の危険度分布)」は、土砂災害、浸水害、洪水災害発生の危険度の高まりを地図上で5段階に色分けして表示したもので、常時10分毎に更新しています。
雨が強まってきた時、または大雨・洪水警報や記録的短時間大雨情報等が発表された時などには、実際にどこでどのような災害の危険度が高まっているのかを把握することができます。

 

高解像度降水ナウキャスト
気象庁が提供する「雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)」は、降雨状況を250m四方の細かさ(30分先まで。その後、60分先までは1km四方)で予報します。
スマートフォンにも対応し、強い雨の地域が従来より非常に細かく表示され、突然の大雨を避けるために役立てることができます。


防災対策には、十分とか絶対大丈夫というものはありません。
一人一人が平時からハザードマップを確認し自宅の災害リスクを認識するなど、自分の周りにどのような災害の危険が及ぶのかを考え、その被害をできるだけ少なくするために必要な対策を講じることが重要です。
今一度防災対策について考え、備えておきましょう。

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