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協賛クラブチームインタビュー ヴェロリアン松山 監督兼GM 清水 裕輔さん

カテゴリー:賃貸 2024年9月26日


協賛クラブチームインタビュー ヴェロリアン松山 監督兼GM 清水 裕輔さん



才能豊かな選手を生むなど、自転車の文化がある 愛媛には大きな可能性を感じています。


2023年4月に発足した、四国初地域密着型プロサイクルロードレースチーム『ヴェロリアン松山』。
現在はベテラン選手から若手選手まで10名が在籍しています。
愛媛建物も陰ながらチームを応援することになりました。今回は清水裕輔監督にチームに対する熱い想いを伺いました。

■チーム名について
チーム名の「ヴェロリアン」とは、フランス語で「自転車(ヴェロ)」と「絆(リアン)」を組み合わせたものです。
自転車を通じて地域との結び付きを強め、チームワークを大切にしたいという思いを込めました。

■愛媛には自転車文化がある
愛媛県はしまなみ海道に「サイクリングの聖地」の記念碑があったり、松山学院高等学校が自転車でインターハイ7連覇するなど、自転車文化が根付く下地があります。
また、平地や山地が多くて信号が少ないなど、地理・環境的にも恵まれているんです。
余談ですが、高校生の中でブリヂストンの自転車「ロココ」の普及率が日本一なのも、自転車がただの移動ツールではなく、「自転車で余暇を楽しむ」という文化が根付いているからだと思います。


実は日本で初めて国際的なロードレースを開催したのが松山だと言われています。
1905年、日露戦争後、当時ロシア兵が松山に大勢いたこともあり、日本とロシアで自転車競走を行ったらしいです。
おそらく日本初です(笑)。

■チームづくりについて
先程も触れたように、自転車の文化があり、才能豊かな選手たちが生まれているなど、愛媛には大きな可能性を感じています。
しかしまだ「ロードレース」がありません。


試合を開催して自転車レースという文化が地域に馴染んでいけば、より親和性も高くなると思っています。
今は有能な高校生の選手たちも、卒業後は県外に出て行っているのが現状です。
うちのチームに入って研鑽を積んで、自分たちがツール・ド・フランスへ行く、というよりも、そういうレースを走れるような選手を輩出できるようなチームを愛媛から作っていきたいです。


日本はまだまだいわゆる体育会系の縦社会文化が残っています。
そういうところはあまり気にせずやってほしいという気持ちはあります。
社会人として先輩に敬意を払いながら、言いたいことは言い合えるような関係性が築けたらいいですね。

■自転車レースの魅力
地域型チームは結構自分たちで大会を運営することがあります。
世界的にも有名な自転車ロードレースであるツール・ド・フランスも言わばお祭りなので、そういった感じで、まずは愛媛でも一つレースを開催したいです。
瀬戸内海など、愛媛の素晴らしい景色を国内外に発信するいい機会でもあると思います。


実際にレースを見て「音とスピードと風」を体験していただきたいです。
目の前を自転車がバーッと駆け抜けた後に、風がパッと舞ったりします。
また、選手たちは体を冷やさないようにマッサージオイルを塗るので、通り抜けた後はアロマオイルのいい香りがします(笑)。

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