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電力の小売全面自由化って何?

カテゴリー:売買 2016年1月14日

平成28年4月1日以降から、家庭向けの電気を既存の電力会社以外から選べるようになります。


まず、電力供給の仕組みについてご説明します。


 


電力供給システムは大まかに3つの部門に分かれます。


@発電部門・・・水力、火力、原子力、太陽光、風力などの電気を作る部門です


          この部門は既に原則参入自由です。


A送配電部門・・・変電所や送電線など送配電ネットワークを管理する部門です


           停電を防ぎ、安定供給を守る要の部門のため、引き続き既存の電力会社が行います。


B小売部門・・・消費者と直接やりとりを行い、料金メニューの設定や契約手続などのサービスを行う部門です


          今回、この小売部門において、新たに事業者が自由に参入できるようになります。


 


 


 

電力の小売全面自由化でどう変わるのか?


 


・時間帯別料金などライフスタイルに合わせた料金メニュー


・省エネ診断サービス、ポイントサービス、電気とガスのセット割引などのサービス


・太陽光、風力、水力、地熱などの再生可能エネルギーを中心に発電を行う会社から購入する


・近くの自治体が運営する事業者から購入(地産地消)したり、 住まい以外(地元)のエリアで発電された電気を購入する


 


など電力会社の選択が可能になることにより、競争が活性化し、様々な料金メニューやサービスが登場することが期待されます。


 


 

電力会社を切り替えるには?


 


1.切り替え先の電力会社への申込み


2.スマートメーターへの交換(スマートメーター未設置の場合)


  ※スマートメーターとは従来の機械式メーターの代替になるもので


   電力会社と家庭などの間で電力需給の状況をほぼリアルタイムで通信、把握できるようになる新しい電気メーターです。


   その為、検針が不要になります。


3.2016年4月以降、切り替え先の電力会社との契約が開始します。


 


※電力会社の切り替え等の手続きをしなかった場合は、既存の地域の電力会社から今まで通り電気が供給されます。


 


※もし小売部門の事業者が、契約している消費者が必要とするだけの電力を調達できなかった場合には、


 送配電部門の事業者がそれを補い、消費者にきちんと電力が届くように調整します。


 


 

四国エリアの一般家庭への販売予定ありの「登録小売電気事業者」は下記の通りです。平成27年12月28日現在


・(愛媛)大一ガス


・(東京)鰍e−Power、潟Gネット、日本アルファ電力梶Aミツウロコグリーンエネルギー


・(兵庫)新エネルギー開発梶A粥ゥ陽電機


・(大阪)潟Gコスタイル


・(神奈川)潟Tンエー


 


 


<資源エネルギー庁より抜粋>


 


 

 

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